いつまでもエネルギッシュに人生を楽しもうと思い、認知症の予防のためにも手や頭を使うことを意識してみたら、メイクやお出かけが前よりもっと楽しくなりました。
主に、美容やお出かけについて書いています(^0^)
ベアミネラルのメイクと格安ハワイ旅が大好きです。
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今回の記事は、アロマテラピーインストラクターとして書こうと思います。
化粧品に入っている香料で、ローズというのは一番よくみかけますよね。
好きな香りだという女性が多いのですが、なにかよいことはあるのでしょうか?
そのあたり、あなたも気になっていたかもしれませんね。
というわけで、今日は、バラの花から採った香り成分にはどんな効果があるのかをお話しします。
ローズ精油について
アロマテラピーでは「精油」というものを使います。
精油とは芳香成分の集合体のことです。
ローズの精油は花から採油します。花以外の部位から採油する植物も多くあります。
ローズの採油率はとても低くく、たとえば1kgの精油を抽出するためには約5,000kgのバラの花びらが必要です。
わかりやすく換算すると、ローズの精油1滴は約50本分の花びらから作られているということになります。
1滴、ですよ!?
ローズの精油がとても高額な理由は、主に次の2つです。
- 採油率が低いこと
- バラの木のお世話には手間がかかる
ローズの精油の原料は、ダマスクローズというバラです。
私も山梨県のある山のてっぺんで、ローズの精油を採油するお手伝いをしたことがありますが、朝早く花をつみ、太陽が照りだす前にはつみ終えなければいけませんでした。
それは、日光が当たるとバラの芳香成分が少なくなってしまうからです。
ただでさえ採油率が低いのに、ますます条件が悪くなりますから、一番精油が採れる朝早い時間に摘みとり作業をするのです。
ローズ精油は2種類あります
ローズの精油には2種類あります。
- 水蒸気蒸留法で採油する「ローズ・オットー」
- 溶剤抽出法で採油する「ローズ・アブソリュート」
です。
化粧品に利用するのは水蒸気蒸留法で採油した方の精油がいいです。溶剤抽出法で採油した方は溶剤が残ってしまう場合がありますから、お肌にはよくないのです。
私はアブソリュートの香りが好きですが、手作り化粧品に入れるとしたら、間違いなくオットーです。
化粧品の箱などに書いてある成分には、精油名が出ているかもしれません。ローズの香りがしたらチェックしてみてください。ローズ・オットーかな?アブソリュートかな?とか、どこの国のローズかな?とか、、、。
そして、ローズの精油は香りがとても強く、低濃度の配合になっているはずですよ。ほんのり香るくらいがちょうどよいですよね。
私が無香料の化粧水に入れるとしたら、200mlの化粧水に対して、1滴です。これくらいがちょうど良いですよ。
ローズの精油の豆知識
ローズ・オットーは約13℃以下では固まります。
香りもこの2種では異なります。嗅ぎくらべると楽しいです。
ローズ精油の効能
バラの花は昔からよく使われているものの一つで、アロマテラピーやアーユルヴェーダなどでも万能薬のように扱われています。
そして、ローズは他のどんな精油とブレンドしても調和のとれた香りになります。
肌に対する働きで言えば、
- 収斂
- 皮膚を強くする
- 創傷治癒作用
- 皮膚組織再生
といったところです。お肌にはいいことだらけですね。
入浴剤に使ったり、化粧水などのスキンケアにもとても良い精油です。
ただ、価格帯がとても高額ですので、なかなか買う勇気が出ないというのをよく耳にします。
まとめ
ローズ精油はお肌にとてもよいことがわかりました。
そして、ローズの香りは他のどんな香りともマッチします。
精油はとても高価なもので手軽に入手できませんが、採油率を考えればそれも納得ですね。
あなたもローズ精油が入っている化粧品を試したくなりましたか?
今回お伝えしたローズの香り成分の効能は、天然のものに限ります。化学合成の香りは、成分としてみた場合は違ってくるので、注意が必要です。でも、100%天然だから安心というのとは違うので、私は成分表が入っている精油を使っています。
化粧品に入っているものは、基本的には安全だという認識で大丈夫です。神経質にならず、香りを楽しみましょう♪
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